· ウリィ金融グループは韓国を代表する金融グループとして、顧客・株主・従業員、ひいては、国家と社会 のより良い未来に向けて力を発揮することのできる金融グループを目指し、倫理的な経営に基づき、 国の経済と社会の発展への寄与に努める。 · そのため、従業員が守るべき倫理綱領を制定し、積極的に実践することにより、世界の金融をリードす ることのできる、韓国トップの金融グループの役割と責任を果たすよう、最善を尽くす。
第1章 お客様に対する倫理
· ウリィ金融グループはお客様の幸福と信頼を最優先に考え、行動し、常にお客様とともに歩んでいく。 1. お客様は、ウリィ金融グループの存立と成長の源である。したがって、お客様の幸せと信頼を大切に し、お客様を中心に考え、行動する。 2. お客様の正当な利益と財産を守るため、善良な管理者としての注意義務を果たす。 3. お客様情報の秘密を保持し、お客様の承認なしに外部に漏洩または他の用途への使用をしないなど、お客様の利益を害するようなことを行わない。
第2章 株主に対する倫理
· ウリィ金融グループは、株主の権利を尊重し、株主に最上の価値を提供するために努力する。 1. 合理的な経営、責任を持った経営、公正な業務遂行を通じ、正当な利潤を追求することで株主の信頼 を確保する。 2. 安定的、かつ健全な収益を実現し、株主の投資価値を最大化するとともに、株主の正当な権利行使を 可能な限り保障する。 3. すべての株主と公正かつ平等に接し、全ての株主の利益を考慮に入れた経営の意思決定により、株 主の利益や権利が不当に侵害されないように努める。 4. 株主に対し、必要な情報を関連法規に基づいて適時、かつ公平に提供し、公示されていない情報を特 定の株主に限って提供しない。 5. 一般的に認められた会計原則に基づき、会計資料を記録・管理し、会計資料の正確性と信頼性を維持 するとともに、効果的なリスク管理体制と内部統制システムを運営することで、金融事故のリスクを未 然に抑え、経営環境の変化に積極的に対応する。 6. 合理的な意思決定と透明な経営活動を通じてウリィ金融グループの価値が公正に認められるように努 力する。
第3章 従業員に対する倫理
· ウリィ金融グループは、すべての従業員を最も貴重な資産と考え、ウリィ金融グループが個人の夢と未 来を保障できる誇り高き職場となるよう努力する。 1. 従業員一人ひとりを尊重し、正当な方法により職務を遂行することができるよう、制度を整える。 2. すべての従業員が自分の能力を最大限に発揮できるよう、必要な資源と環境を提供し、能力と成果に 応じて公正で、かつ合理的に評価し、報償する。 3. 仕事と人生を調和させる環境を整え、従業員の健康と安全のために快適な仕事環境をつくる。 4. 従業員が法令や倫理綱領に違反する不当な行為を認知し、これを報告する場合、情報提供者の秘密 を徹底して守り、情報提供により、いかなる不利益も発生しないように努める。
第4章 国と社会に対する倫理
· ウリィ金融グループは、社会的責任を果たし、国の経済と社会の発展に貢献する。 1. 社会的責任を果たす金融グループとして、雇用を創出し、租税納付を誠実に行うなど、国の経済の発 展に貢献する。 2. 遵法は業務遂行のために必要な最低限の条件であることを認知し、諸般の法規と市場の秩序を遵守 し、公正な金融秩序の確立のために率先して模範を示す。 3. 様々な社会的価値と慣習を尊重し、健全な企業活動を阻害する一切の不条理を排除するとともに、教 育・文化・社会福祉事業などを通じて、企業の社会的責任と役割を果たす。 4. 自然環境保護は、持続可能な未来社会のために必要条件であることを認識し、環境関連法規を遵守 するとともに、環境保護活動に積極的に参加する。 5. 特定の政党や候補者を支持する意見を表明または支援することにより、政治的中立を侵害する行為を 行ってはならず、政治・慈善団体への寄付などは、関連法令を遵守して行う。 6. サプライヤーや取引先との共存関係を構築し、共同発展を目指すことにより、公正な社会の実現に貢 献する。 7. 国際社会の一員として国際社会の規範を遵守し、進出した現地国の法令•慣習•文化を尊重する。
第5章 従業員の職務倫理
· すべての従業員は、倫理経営・理念に立脚し、与えられた役割と職務に最善を尽くすとともに、倫理綱領 に違反したことについては、それに伴う責任を負う。 1. 倫理経営・理念に共感し、これを実現するために最善を尽くす。従業員一人ひとりの行動によりウリィ 金融グループの倫理的評価が形成され、ウリィ金融グループの未来が掛かっていることを肝に銘じ る。したがって、正直・信頼の原則に基づき、健全な考え方をもって判断し、正しく行動する。 2. 会社またはお客様と利益が相反する状況が発生しないように努め、利益が相反する状況が発生した 場合は、会社とお客様の利益を優先して行動する。 3. 業務上知り得た未公開の内部情報を利用するまたは不適法な手続きにより未公開情報を第三者に提 供するなど、個人的な利益のために不公正な取引をしない。 4. 会社の財産、知的財産権、営業秘密など、会社の有形・無形の資産は、業務目的以外に使用しない。 5. 優越的地位を利用し、取引先等の利害関係者から供応・金品等を受領したり、または不当な要求をし てはならず、利害関係者に利益を提供しない。 6. 身体的・言語的・視覚的行為によるセクハラ、暴言、暴行などの不適切な行為を行ってはならない。
[補則]
· 本倫理綱領は、ウリィ金融グループに所属するすべてのグループ会社、従業員に適用され、各グループ 会社は本綱領に抵触しない範囲内で、行動綱領を運営することができる。 · 従業員は、倫理綱領に違反した事実を認知した場合、遵法支援または内部監査関連部署に遅滞なく報 告しなければならない。 · 従業員は、本綱領に反する意思決定または行動を行った場合、関連内規により調査を受けることがあ り、人事上の不利益を被る措置が行われることがある。 · 持株会社の遵法支援部門は、本綱領の遵守状況を点検することができる。 2019.01.11.制定