ウリィ金融グループ税務政策(Tax Policy)
ウリィ金融グループは、事業を展開する現地国の税法と租税規定に基づいて各種の租税について、正確かつ誠実に申告•納付義務を履行することをグループの税務原則とする。このため、発生しうる様々な税務リスク管理のための税務処理基準を策定運営し、グループの納税情報を透明に公示する。
税務原則(Tax Principle)
•ウリィ金融グループは、税法遵守と租税リスク管理が経営の重要部分であることを認識する。 •ウリィ金融グループは、事業を運営する各国の関連法規に基づいて税務申告と納付を誠実に履行する。 •ウリィ金融グループは、租税回避のために国家間の税法の違いを悪用しない。 •ウリィ金融グループは、租税情報の共有が不可能で、経済的活動がないタックスヘイブンに租税回避目的の法的組織体を運用しない。 •ウリィ金融グループは、正常価格の原則に従った移転価格で取引することを原則とする。
税務処理基準(Tax Guideline)
•納税申告や関連書類、税務問題に対する意思決定の関連資料は文書化して保管する。 •税法の変更及び新規例規•判例などをモニタリングすることで、これらによって発生しうる税務リスクを事前に検討して対応する。 •税務問題について必要な場合は、事前に、外部税務専門家の意見を考慮して決定する。 •複雑で大きい税務問題は、課税当局へ事前に質疑し、有権解釈を受けて進める。
納税申告(Tax Report)
•ウリィ金融グループの納税情報は、韓国金融監督院の電子公告システム(dart.fss.or.kr)における監査報告書および米国証券取引委員会の年次報告書(SEC Form-20F)を介して透明に公開する。 •外部監査人の監査報告書にて財務諸表と注釈を通して法人税費用算出基準、繰延税金資産および負債、法人税費用の構成内訳と税率などの情報を確認することができ、外部監査を通じてその透明性と客観性を確保する。 •ウリィ金融グループは、OECD/G20の税源侵食と利益移転防止のためのガイドライン及び国際租税調整に関する法律に基づいてグループの事業活動や取引内容等に関する国際取引情報の統合報告書を作成し、課税当局に提出する。 •その他、毎年、サステナビリティレポートの国別の収益と納税額に関する情報を公開する。
本政策は、ウリィ金融持ち株取締役会内ESG経営委員会の検討および承認のもと制定され、今後関連内容の変更に際しては、ESG経営委員会の承認を介して修正される。
2021年4月23日
ウリィ金融グループ